【15000文字以上!】幸せの答えは、ホセ・ムヒカが持っています!

ホセ・ムヒカの言葉


こんにちは、彼と出会ったことがきっかけで人生が変わったと過言ではないゆきじゃ(@yukizyajbcc)です!

今現在は忘れ去られてしまった存在となっておりますが、彼を知っていくうちに何か必ず1つは、学べることが必ずあるでしょう!

そのため当ブログでも、彼に関する記事を書くと共に、他の人の記事よりも負けないくらいの大ボリュームで書くことにしました。

毎日の生活に欠かせないツイッターでも、このようにつぶやきました。

ちなみに彼に関する書籍が出版されたのと同時に、Amazonでは多くの星5とコメントの数々の多くが見られ、彼がいかに私たちに多大な影響を与えたのかがわかりますね🤔



先に、彼から学ばれる哲学、名言をまとめますとこのようになるかと思います。

質素こそが、本当の幸せである。
・貧乏な人とは、少ししか持っている人の事ではなく、無限の欲がある人のことである。
・人生は、自分で切り開けることができるということ。
・物であふれることが自由ではなく、時間であふれることこそが自由である。
・憎しみは、何も生まないということ。
・幸せとは、人生を愛し憎まないことである。

※他の彼の数々の名言や哲学は、「彼の数々の名言や哲学、ツイッターでもまとめてみました。」の見出しにまとめております。


ここからは、日本人にかなり響くであろう名言、彼が有名になったきっかけや壮絶な人生、日本を訪れた際の反応や特別講演での演説など、彼のありとあらゆることを述べていきます。

タイトルにも書いてある通り、あまりにも伝えたいことが多すぎて15000文字以上と膨大な内容を含む記事となっていますので、飛び飛びと読む形で全然OKです👍 というか、そうして下さい(笑)

◎目次

彼を見習うべき理由はここにある!

ホセ・ムヒカが椅子に座っている様子
(出典:ENECT)より


まず結論からして、今まで私たちが常識にしていた名言や人生哲学が、一線を覆すものばかりであり、そして彼から見習わなければならないことがたくさんあります。

彼の数々の名言や人生哲学の中で、特に私たち日本人に一番響くものとして以下の4つが挙げられるかと思います。

1.私は貧乏ではない。質素なだけです。
2.私は、持っているもので贅沢に暮らすことができます。
3.物であふれることが自由なのではなく、時間であふれることこそが自由なのです。
4.貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ!


すべて重要だと思ったため、赤文字で全部失礼いたします(笑)

1.と3.に関しては、金持ちの人の思考とほぼ一緒になりますね😃

ここから枠の中の名言を、僕の考えも踏まえて1個ずつ述べていきたいと思います。

1.私は貧乏ではない。質素なだけです。

彼の生活は、私たちの想像とは全くの違った生活をしております。

大統領は富を持ち、大統領官邸という場所に住んで贅沢な暮らしをすることが世界の常識となっておりますが、彼はなんと大統領官邸に住むことを拒み、一般庶民と同じ生活をしているのです!

ネット記事や動画で彼の私生活を見てみると、「貧乏」「貧しい」というイメージを持たれがちなのですが、彼はこれを「質素なだけです!」ときっぱり言っております!

質素な生活をすることこそが幸福であるということ、彼はこのことを知っているようですね🙂

2.私は、持っているもので贅沢に暮らすことができます。

彼の私生活は、常緑樹に半分覆われた家で、玄関には写真や思い出の品がたくさん飾られており、水道は通っておらずに雑草が生い茂った井戸から水を引いているという生活っぷり。

給料(日本円にして131万円相当)の使い道は、慈善事業と所属する政党に90%、残りを貧しい子供たちを受け入れる農業学校を作るために貯金しているのだそうです。

彼はそれ以上の欲がなく、今の物で満足している様子だということが分かります😱

そしてムヒカの愛車(18万円相当の水色のフォルクスワーゲン)を、100万ドル(約1億2000万円相当)で買い取りたいとアラブの富豪からの申し出があったが、これにあっさりと断ったことも世界に注目されました。

今持っているものだけで満足するということ、これも彼から見習うべき哲学ですね🧐

3.(初略)時間であふれることこそが自由なのです。

物でありふれるのではなく、時間でありふれることが自由、まさに彼の言うとおりだと思います。

物でありふれるということは、逆からしてみれば貧乏人の思考(金持ち父さん貧乏父さんの意味という点で)と同じに等しいんですよね。

そしてムヒカは、こんなことも言っております。

「人が物を買うときは、お金で買ってはいない。そのお金を貯めるために割いた人生の時間で買っているのです。」


まさに私たちは、「もっといい物が欲しい、もっと高級な車に乗りたい、もっと大きな家に住みたい・・・」そんな価値観の元で一生懸命働き、生活レベルを上げてきたと誰しも思ったことでしょう。

4.貧乏な人とはとは、(中略)満足しない人のことだ!

特に我々日本人にとっては、この名言が一番響いたのではないでしょうか?

お金がなく、物が少ししかない人を「貧乏な人」と定義するのが当たり前なのですが、彼はその定説を覆します。

僕もこの名言に対しては同感で、無限に欲がある人間によって無限にゴミが出てくる存在は、地球にとっては害そのものですからね。

無限に欲があっていくらあっても満足しない人に、この哲学を教えてやりたいですね🤔

以上でいくつかピックアップしてきましたが、どれも私たちに響くものばかりだということが分かります~

彼から見習わなければならないこと、本当の意味でかなり多いです!

日本では「世界で一番貧しい大統領」として有名です!

ホセ・ムヒカが両手を上げているところ

出身地や本名など、彼を詳細に紹介するとこのようになります。

本名:ホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダーノ
愛称:エル・ペペ
大統領:第40代ウルグアイ大統領(2010年3月1日~2015年2月末)
出生:1935年5月20日
出身地:首都モンテビデオ
別名:「世界で最も貧しい大統領」

出典:Wikipediaより

ウルグアイの国民から愛称として、エル・ペペと呼ばれているのはなんともかわいらしいですね(笑)

彼が大統領を辞任した際に開かれたパレードでは、多くのウルグアイ国民に囲まれ、そして惜しい形で愛され続けました。

この様子を動画で見たときは、日本の首相も彼のような人物だったらなあとつくづく思ったりもしましたね🤔

きっかけは、リオデジャネイロでのスピーチ!

彼が有名になったきっかけは、2012年ブラジルのリオデジャネイロで開かれた国際会議でした。

彼のスピーチは最後で、その前は各国の首脳らがこれからの持続可能な社会へ向けてのスピーチがありましたが、傍観していた議員が途中で退席したりと、どれも呆れられるような雰囲気の会議でした。

しかし、彼のスピーチの番になると、それまでの首脳らのスピーチとは全く違った発言をしたのです!

下の動画が、そのときのスピーチの様子です。

会場にお越しの政府や代表者の皆さま。ありがとうございます。ここに招待いただいたブラジルと、ディルマ・ルセフ大統領に感謝いたします。

私の前にここに立って演説した、快きプレゼンターのみなさまにも感謝いたします。国を代表するもの同士、人類が必要であろう国同士の決議を議決しなければならない。その素直な志をここで表現しているのだと思います。しかし、頭に中にある厳しい疑問を声に出させてください。

午後からずっと話されていたことは、持続可能な発展と世界の貧困を無くすことでした。私達の本音は何なのでしょうか? 現在の裕福な国々の発展と消費モデルを真似することでしょうか? 質問をさせてください。

ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てば、この惑星はどうなるのでしょうか。息をするための酸素がどれくらい残るのでしょうか。同じ質問を別の言い方ですると、西洋の富裕社会が持つ同じ傲慢な消費を、世界の70億~80億人の人達ができるほどの原料が、この地球にあるのでしょうか?

それは可能ですか? それとも別の議論をしなければならないのでしょうか?

なぜ私たちはこのような社会を作ってしまったのですか? マーケットエコノミーの子供、資本主義の子供たち、即ち私たちが、無限の消費と発展を求めるこの社会を作ってきたのです。マーケット経済がマーケット社会を作り、このグローバリゼーションが、世界のあちこちまで原料を探し求める社会にしたのではないでしょうか。

私たちがグローバリゼーションをコントロールしていますか? あるいは、グローバリゼーションが私たちをコントロールしているのではないでしょうか?

このような残酷な競争で成り立つ消費主義社会で、「みんなの世界を良くしていこう」というような共存共栄な議論はできるのでしょうか? どこまでが仲間で、どこからがライバルなのですか?

このようなことを言うのは、このイベントの重要性を批判するためのものではありません。その逆です。我々の前に立つ巨大な危機問題は環境危機ではありません。政治的な危機問題なのです。現代に至っては、人類が作ったこの大きな勢力をコントロールしきれていません。逆に、人類がこの消費社会にコントロールされているのです。

私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球へやってきたのです。

人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。ハイパー消費が世界を壊しているにも関わらず、高価な商品やライフスタイルのために人生を放り出しているのです。消費が世界のモーターとなっている世界では、私たちは消費をひたすら早く、多くしなくてはなりません。

消費が止まれば経済が麻痺し、経済が麻痺すれば不況のお化けがみんなの前に現れるのです。このハイパー消費を続けるためには、商品の寿命を縮め、できるだけ多く売らなければなりません。ということは、10万時間も持つ電球を作れるのに、1000時間しか持たない電球しか売ってはいけない社会にいるのです!

そんな長く持つ電球はマーケットに良くないので、作ってはいけないのです。人がもっと働くため、もっと売るために「使い捨ての社会」を続けなければならないのです。悪循環の中にいることに、お気づきでしょうか。

これは紛れもなく政治問題ですし、この問題を別の解決の道に進めるため、私たち首脳は世界を導かなければなければなりません。なにも石器時代に戻れとは言っていません。マーケットを再びコントロールしなければならないと言っているのです。私の謙虚な考え方では、これは政治問題です。

昔の賢明な方々、エピクロス(古代ギリシャの哲学者 快楽主義の祖)、セネカ(小セネカとも:古代ローマの哲学者で、皇帝ネロの家庭教師を務めた)やアイマラ民族(南米の先住民族)までこんなことを言っています。

「貧乏な人とは、少ししか物を持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」!これはこの議論にとって文化的なキーポイントだと思います。国の代表者として、リオ会議の決議や会合に、そういう気持ちで参加しています。

私のスピーチの中には耳が痛くなるような言葉がけっこうあると思いますが、みなさんには水源危機と環境危機が問題源でないことをわかってほしいのです。根本的な問題は、私たちが実行した社会モデルなのです。そして改めて見直さなければならないのは、私たちの生活スタイルだということ。

私は、環境に恵まれている小さな国の代表です。私の国には300万人ほどの国民しかいません。しかし、世界でもっとも美味しい牛が、私の国には1300万頭もいます。ヤギも800万から1000万頭ほどいます。私の国は牛肉やミルクの輸出国です。こんな小さい国なのに、領土の80%が農地なのです。

働き者の我が国民は、毎日一生懸命に8時間働きます。最近では6時間だけ働く人が増えてきました。しかし6時間労働の人は、その後もう一つの仕事をし、実際には更に長く働かなければなりません。なぜか? 車や、その他色々なものの支払いに追われるからです。

こんな生活を続けていては、身体はリウマチに全身をおかされたがごとく疲弊し、幸福なはずの人生が目の前を一瞬で過ぎてしまいます。そして、自分にこんな質問を投げかけます。

「これが人類の運命なのか?」私の言っていることはとてもシンプルなものです。

発展が幸福の対向にあってはいけないのです。発展というものは、人類の本当の幸福を目指さなければならないのです。愛、人間関係、子供へのケア、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと。幸福が私たちにとってもっとも大切な「もの」だからなのです。

環境のために戦うのであれば、幸福が人類の一番大事な原料だということを忘れてはいけません。

ありがとうございました。


その時の会議でのスピーチの内容を全て記載しましたが、今の事本主義社会の問題点をほぼ完全に貫いていることが分かります!

その後彼のスピーチは、「もっとも衝撃的なスピーチ」として全世界で話題となり、メディアからの取材が殺到するなど、一躍有名となりました!

昔彼は、貧しい人たちのためにゲリラ組織に参加していた!

ゲリラ時代のホセ・ムヒカ
(出典:選挙ドットコム)より


ちなみに彼の経歴を引用してみるとこのようになります。

●1935年、ウルグアイ・モンテビデオ郊外に生まれる。
●幼い頃より、パン屋、花屋などで働く。十代から政治活動を始める。
●1960年代初期、当時の独裁政権に反抗する非合法政治組織「トゥパマロス」に加わる。
●ゲリラ活動による4度の投獄を経て解放。その後、1994年に下院議員に選出。
●1999年、所属の人民参加運動(MPP)が最大議席を獲得。
●2010年、ウルグアイ第40代大統領に選出。
●給料の大半を貧しい人のために寄付し、公邸での居住を拒否。歯に衣着せぬ物言いが話題に。
●2012年、「国連持続可能な開発会議」でのスピーチで世界の注目を浴びる。
●半世紀ぶりに国交回復したキューバとアメリカの仲介役を担うなど、世界中で活躍。
●2015年、大統領退任。

出典:ムヒカさん来日記念 特設ページより

彼が幼初期の頃、独裁政権によって貧富の差の格差がかなり激しかった時代でした。

同じくその頃は、世界で唯一野球が強いことで知られるキューバという国で革命が起こりました。

キューバでの革命が成功された後、彼はその国に訪れ、衝撃的なスピーチを聞きました。

「どんなに平和的なデモや政治活動よりも、時として何より強烈で効果的なのが、しかるべきへの一発の銃弾だ!」


この演説を聞いた後、彼は当時南米で最強とうたわれていた武装勢力「トゥパマロス」に参加し、ゲリラ戦士としての活動を歩むことになります。

貧しい人たちのために彼は命懸けで戦った。

ゲリラ組織「トゥパマロス」の活動は、富を独占する企業ばかりを狙い、その様子は当時の新聞に大きな見出しで写され、そして彼自身も新聞に写されていました。

「トゥパマロス」は、貧しい人たちから圧倒的な支持を得ており、彼もまた一度も私利私欲のために活動しようとせず、常に貧しい人たちのために命懸けで戦っていました。

しかしある年、銀行の襲撃作戦を会議していた最中、密かに政府が潜ませていたスパイによって居場所がばれ、彼は6発ほどの銃弾を浴びてしまい、そのまま逮捕されます。

3ヶ月入院したあとに刑務所に入れられますが、刑務所の壁は当時脆かったため、1年後に住宅までトンネルを掘って脱獄に成功します。

脱獄の情報を受け激怒した政府は、軍隊まで投入してゲリラ組織壊滅作戦を決行するなど、両者の戦いはますます激しくなっていきます。

軍隊投入後、ゲリラと疑われるだけで次々と殺害される。

軍隊を投入した後の現実は、より残酷性を増すものでした。

それは、ゲリラに参加している人の他、その家族(それがたとえ女や子供、赤ちゃんであっても)までも無差別に銃で殺害するものでした。

また軍に逮捕された人たちは手を上げることを強制され、裁判にもかけられることなくそのまま銃で殺されていきました。

この現実を知った彼は、次のことを語ったそうです。

「まるでハエが叩き潰されるように、次々と仲間が殺されていった。」


そんな残酷な現実にも屈しない彼ですが、後に彼の運命を変える出会いが訪れます。

後に上院議員で妻となる「ルシア・トポランスキー」と出会う。

そんな残酷な現実に、辛くも森へ逃げ延びた彼ですが、そこで同じ想いを抱く女性と出会います。

その女性の名は「ルシア・トポランスキー」、彼が貧乏な家庭で育ってきたのに対し、彼女は比較的豊かな家庭で育ってきました。

そんな彼女なのですが、貧しい人たちを救いたいという思いから、ゲリラ活動に参加している人たちの様子を伺う形で参加していました。

彼の来日を番組にしたテレビ番組(池上彰のニュースそうだったのか!!)では、このように語っておりました。

私たちを結び付けたのはひとつの同じ想いです

国民のため 家族のため ウルグアイという国を変えたいという想い

戦い続ける理由があるからこそ、人は生き抜くことができるのです

出典:テレビ朝日「池上彰のニュースそうだったのか!!」(世界でいちばん貧しい大統領 ムヒカ来日緊急特番 ~日本人は本当に幸せですか~ )より

しかし1972年、道中の警察により4度目の逮捕となってしまい、ここからさらに彼を苦しませる運命が待ち受けます。

電気ショックや水ぜめ、独房と彼を増々苦しめます。

刑務所にいた頃よりも残酷な仕打ちが、彼を襲います。

徹底的な拷問が行われ、電気ショックや水ぜめなどといった仕打ちが彼を苦しめました。

特に「独房」とよばれる監禁生活が一番恐ろしく、飢え死に寸前の食べ物しか与えられなかったり、他人と接することが決して許されませんでした。

彼の身体や精神は次第にボロボロになっていき、顔や全身があざだらけになったり、定期的に身体が震えていったりと、このような状態がなんと9年も続きました。

「独房」から10年目で、読書や手紙が許される。

「独房」という監禁生活から10年が過ぎた頃、彼に読書をすることと、手紙をやり取りすることが許されました。

自然科学の本しか許されなかったが、それでも彼はむさぼるようにして読書をするとともに、どうすれば革命に成功するのかということも考え続けていました。

暴力で世の中は変えられない・・・

彼は気づき始め、彼女との手紙のやりとりで、「一緒に農場で暮らしましょう。」と互いに誓い合いました。

一見この手紙のやりとりは、革命を諦めたかに捉えられますが、実はこんな意味が込められております。

武力ではなく、別の方法で戦い続ける。と。

民事政権に移り、13年の監禁の末釈放

監禁生活から13年、ようやく彼は多くの民衆から迎えられる形で釈放されました。

そして同時に、彼女との13年ぶりとの再開も果たすこともできました。

彼はこの時49歳、彼女も40歳の年を迎えておりました。

ここまで壮絶な人生を経験した彼は、民衆の前で次のような言葉を発しました。

私は、たとえ私たちにひどい仕打ちをした人々でも、憎もうとは思わない。

憎しみは何も生まないからだ!

私は獄中生活で学んだ・・・

人は、わずかなものしか持っていなくても、幸せになれることを・・・


そして後に彼を、「世界一貧しい大統領」へとつながっていく結果となったのです!

2016年4月の上旬には、日本を訪れました。

ホセ・ムヒカ来日
(出典:ログミー)より


2016年の4月5日、初めて彼は日本を訪れました。

彼自身も1度は日本を訪れたいとも言っており、来日後は多くの日本人から温かく迎えられたとともに、彼自身も大きく手を振っておりました。

4月5日~12日までの間、東京から京都、広島などといった日本の都市を回り、4月7日では東京外国語大学を訪れ、そこに在籍する生徒たち立ちの前で意見を交わしたりもしました。

彼が日本を訪れている最中、日本という国や日本人を称賛したほか、抱えている問題について言及したり、察知したりもしておりました。

日本が欧米化してしまっていることに懸念

彼が街中を散策し広告を目にしたとき、彼は顔をしかめながらこう言いました。

「なんでヨーロッパ系の女性を広告に使っているの?」

「美しい日本人女性がいるのに・・・」


それはいかにも、欧米文化が染みついてしまっているかの表現でした。

東京の浅草を訪れた際にも、多くの外国人が行き交う様子や、買い物をしている様子を目の当たりにすると、彼は機嫌を悪くしたような表情になりました。

伝統的なおみやげを”マーケット”になってしまっている姿。

彼にはそれが「魔物」のように見えていたのでしょう。

日本らしさが失ってしまっている・・・ 

彼は特にこのことを懸念していたのかと思います。

4月7日には、東京外国語大学を訪れる。

4月7日には、彼の愛車でもあるドイツ製のフォルクスワーゲンで、東京にある外国語大学を訪れました。

彼は「首を絞めつけるだけの単なるボロ巾れ」とネクタイを嫌うため、大学に在籍する生徒たちは、彼に配慮する形で一斉にネクタイを外しました。

東京外国語大学には彼を一目見ようと多くの人が訪れ、会場の中に入れなかった人たち用に大きなモニターが設置されても、多くの人が囲むほどでした。

そして1時間半にもおよぶ彼の特別講演が始まり、そこで社会の本当の真実と、これからの人生について訴えかけているのを多くの人が耳を傾けました。

その中には、涙を流してしまう人もいました・・・

前半、社会の本当の真実を訴える。

特別講演の序盤、彼は最初に次のような言葉を投げかけました。

スーパーマーケットに行けば、色々なものを買うことができます。

しかし、人生の”歳月”を買うことはできません。

2年ごとに車や冷蔵庫を買い替えて、一生ローンを支払い続ける。

家が小さくなるから、もっと大きな家を買わなければいけなくなる。

それでも足りなくなって、違う家がどんどん必要になる。

それが、社会の仕組みなのです!

買って、買って、買って!

モノを買い集めていく”儀式”に、人生の時間を費やす。

そんな社会なのです!


今現在の社会の仕組みは、まさに彼の言う通りでしょう。

欲しいものを手に入れるためには当然ながらお金が必要で、そのために大部分の時間を割さなければならなくなる。

また、買い替えなければならないときでも、大部分の時間を割さなければならなくなる。

物を買い替えたりローンを支払い続けるために、大部分の時間を仕事などの他者に割きすぎてしまっている人は、もう一度考え直すべきなのかもしれません。

後半、人生は自分で切り開けるということを訴える。

特別講演の後半あたりではこう投げかけました。

現代文明は、買って買って買い続けることに人を夢中にさせ、人生のすべての時間を浪費させる仕組みなのです。

でも皆さんは、”ここ”にあるものを持っています。

頭脳を持っているのです。

そして、自分の人生を操縦することができます。

大事なのは、最低限のもので生活できるようになるということです。

それはなぜか、やりたいことに費やせる時間を確保するためです。

私にとってそれは社会運動です。

でも、他の人にとっては絵を描くことが大切なのかもしれません。

あるいは、サッカーや魚釣りなのかもしれない。

木の下で横になることかもしれないし、友達と遊ぶことかもしれません。

それが自由というものです。

私たち一人ひとりに自由がある。

それは、やりたいことが気ままにできる自由な時間です。

しかし、市場に言われるがままにとめどなくモノが必要とするならば、あなたはいつになっても自由にはなれないでしょう。

そして、いつになっても時間が確保できないことでしょう。

あるいはもっとひどい場合は、他人から人生の時間を盗まなければならなくなる。

あなたに代わって働かせるために・・・

私は別に、若い皆さんに自分に賛成してほしいとお願いしているわけではありません。

違います 違うのです

自分自身に問いて、一番大事なものを探してほしいのです。


人生は一見長いように見えますが、仕事など色んな要素が絡んでくるとなると案外短いのかもしれません。

子供と一緒に過ごす、友達と楽しむ、一人でゆっくりするなど、自分が幸福だと思える自由な時間を、人生の中で必ず見つけていきましょう。

また、生きることは、死に向かうということであり、何か一つは必ず後世に残していきましょう。

そして後世に残し、死ぬ直後には、いい人生だった!と思えるような人生にしていきましょう!!

4月8日は池上 彰と直接会い、対談を行いました。

日本の数々の都市を訪れたり、様々な講演を行って各メディアから取り上げられている中、4月8日は池上 彰の番組で直接対談が行われました。

特にその中で、日本の高齢者問題についてこう語りました。

一人暮らしの高齢者が、たくさん孤独に苦しんでいるのです。

以前のように家族は、高齢者を支えられなくなっています。

日本はこういう高齢者に、公共の施設を造るべきです!

どれだけお金がかかっても、

国は施設を造って住まいを用意し、孤独な老人をサポートするべきです!


確かに彼の言う通り、孤独に苦しんでいる日本の高齢者があまりにも多いのが現状ですね😣

孤独に苦しみ続けるあまり、そのまま亡くなった高齢者を多く見ましたから・・・

政府は無駄なことに税金を多く使わず、彼の言うとおりに高齢者のための公共の施設を多く作れば、高齢者の孤独死を減らすことができたのかと思います。

ちなみにまとめの方に、共有という形で来日スペシャルの動画を埋め込んでおりますが、動画の部分の55:45~1:11:07で池上 彰と彼との直接の対談を見ることができます。

彼の数々の名言や哲学、ツイッターでもまとめてみました。

壁に彫り込まれたウルグアイ国旗

彼の数々の名言や哲学は、ツイッターでもまとめてみました。

※一部ツイッターで入りきらなかったものはこちらの記事にまとめたり、一部僕なりに訂正したりと少しアレンジ性を加えております。

※冒頭で先に述べた哲学や名言ももう一度掲載しております。

これもあまりにも多いので、飛び飛びで見たりする形で読んでいただけたら幸いです😄

仕事をしている人たちへの名言

【ホセ・ムヒカの仕事をしている人たちへの名言】

・周りの人たちも幸せでないと、本当の幸せはないと思います。
・お金だけじゃなく、愛情や生きる喜びが重要です。
・「どんどん良い暮らしを」とか、「さらに良い仕事のキャリアを」とか、人生を過ごすのは、大切な人と過ごす時間を犠牲にしていては本当の幸せではない!
・楽しんで仕事をしている人は幸せです! そしてその幸せさを活かして周りの人も幸せにしなさい!


質素の哲学

【質素の哲学】

・私は貧乏ではない、質素なだけです。
・貧乏とは、欲が多すぎて満足できない人の事です!
・私は、持っているもので贅沢に暮らすことができます。
・質素は、”自由のための闘い”です。
・物であふれることが自由なのではなく、時間であふれることこそが自由なのです!
・私は、好きな事ができる自由な時間のほうが大切です。
・人間のもっとも大事なものが”生きる時間”だとしたら、この消費主義社会は、そのもっとも大事なものを奪っているのですよ。
・物を持つことで人生を複雑にするより、私には、好きな事ができる自由な時間のほうが大切です。
・経済とは、不足している財をいかに分配するのかということです。
・私は消費主義を敵視しています。現在の超消費主義のおかげで、私達はもっとも肝心なことを忘れてしまい、人類の幸福とはほとんど関係ないことに、人としての能力を無駄遣いしているのです!


指導者の言葉

【指導者の言葉】

・本当のリーダーとは、多くの事を成し遂げる者ではなく、自分を遥かに超えるような人材を育てる者のことです。
・政治の真の利害はお金ではありません。 人々から慕われる名誉です。
・金持ちは政治家になってはいけない。
・国を治めるものの生活レベルはその国の平均でなければならない。
・大統領(首相)は、多数派が選んでくれたんだから、多数派と同じ生活をしなきゃいけない。
・お金があまりに好きな人は、政治の世界から出て行ってもらう必要があります。
・政治の”病気”とは、お金に執着しすぎることです!
・そして政治とは、全ての人の幸福を求める闘いなのです!
・壁をつくることで、国民は政治から離れていきます。もっとも良くないことは、国民から政治が嫌われること。そうなると、政治は失敗に終わります。
・世界は、地球全体、グローバルな法整備をする能力に欠けている。本来すべてをカバーすべき政治が弱体化しているからです。
・私達が「世界にお金が足りない」などというのは、お金を出して解決できる人に要求ができず、その人のポケットに手を突っ込むこともできない、また、そうさせることもできない政治的意気地なしだからです。だから私は政治にいるのです! だから政治の世界で戦うのです!
・二度目の人生があれば、また国のために闘うことは間違いありません。なぜなら、それが人生を最大限愛する方法だと、この約80年で気づいたからです。孤独を感じたとき、いつも温かく支えてくれた国民に深く感謝しています。
・肉体は若くても、魂が老いていることがあります。 これも危険です。
・あなたたち若者は、世の中を新しくする希望そのものなのです!


人生をよりよく生きるための哲学

【人生をよりよく生きるための哲学】

・富が幸福をもたらすとは思わないでください。
・生きることは死に向かうこと。
・人間は一人では生きていけません。
・”何か”を残しなさい。 お金だけじゃない。 愛情や生きる喜びだよ。
・幸せになるためには、恐怖を恐れないこと!
・自分にとっての幸せを探して下さい。
・目標に向かって前進し戦う者は、恐れるものがないのでとても幸福です。
・幸せであるということは、生きていることに心から満足していることです。
・幸せとは、人生を愛し憎まないこと。
・人生は時計のようなものです。
・人生より価値のあるものはない。
・人生の”歳月”を買うことはできない。
・人生で最も重要な事は勝つ事ではありません! 歩み続けることです!


そして、日本の子供たちへ向けたメッセージ

【日本の子供たちへ向けたメッセージ】

・日本にいる子供たちよ。君たちは今人生で最も幸せな時間にいる。経済的に価値のある人材となるための勉強ばかりして、早く大人になろうと急がないで。遊んで、遊んで、子どもでいる幸せを味わっておくれ!


まとめ

ホセ・ムヒカの数々の書籍

以上で、日本人にかなり響くであろう名言、彼が有名になったきっかけや壮絶な人生、日本を訪れた際の反応や特別講演での演説など、彼のありとあらゆることを述べていきました。

膨大な記事の内容を見てもわかりますが、彼から見習うべきことは本当の意味でかなり多いです!

彼のことは金属会社在籍時代に知ったのですが、色々と気づかされることが多く、今現在でもここまで幸福度を保つことができたといっても過言ではないです!

もし彼と出会っていなかったら、一生何も世界を知らないまま他者から搾取され続けられ、不幸を感じたまま毎日を過ごしていたり、もしかしたら最悪死んでいたのかもしれないとこの頃思ったりもしています。

それくらい本当の意味で彼には感謝をしており、また一生尊敬し続けるということを心の中で決めております。

この記事の最後に、彼に関する動画や書籍を共有していきたいという思いで掲載しておきます。

きっと、今後の人生において役に立つことはほぼ間違いないでしょう!

そして、「自分の本当の幸せは何なのか?」ということを見つけ出してみてください・・・