ホセ・ムヒカとはどんな人物か?【誰もが見習うべき人物です!】

ホセムヒカの言葉

どうもこんにちはゆきじゃです。

僕が尊敬する一人にホセ・ムヒカという人物がいます。
僕が製造業に勤めていた時、家に帰った後に人生の生き方について
調べていたときに偶然その人物に出会い、
これが僕がこの先の人生を生きる上での本当の意味を教えてくれた人物であります。

僕も将来この人物から生活スタイルの一部や哲学を取り入れ、
過ごしていく上で役立てていくと同時に、
哲学の中で役立ったことなど何かあれば、
当方のブログで発信していくつもりでもあります。

僕自身もはホセ・ムヒカの事を彼と呼んでいます。
死ぬまで尊敬し続けることはもう明白ですので。

今回の記事は僕自身もあまりにも伝えたいことが多いため、
文字数も多くボリュームもあります。

ホセ・ムヒカとは一体どのような人物なのか?

彼の簡単なプロフィールを説明しますと、

正式な名前:ホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダノ
愛称:エル・ペペ
生年月日:1935年5月20日
出身国:ウルグアイ・モンテビデオ(南米)
趣味:花の栽培

彼の家庭は貧困家庭であったため、
家畜の世話や花を売ったりして家計を助けながら生計を立てていました。

1960年代に入った時、彼が10代の時に貧しい人々を助けようと、
ゲリラ活動に従事し、その仲間とともに富を独占する企業を多く襲撃し、
貧しい人々から熱い支持をもらっていました。

6発の銃弾を打たれたり、逮捕はされるものの、
刑務所から脱獄に成功しました。

しかし、1972年に4回目の逮捕となってしまい、
釈放されるまでは拷問や13年間の監禁生活を送ったりしていました。

釈放後は、1995年の選挙で初当選を果たし、
2005年に農牧水産相として初入閣しました。

そして2009年度の大統領選挙戦で、
第40代ウルグアイ大統領に就任しました。

彼が有名になったきっかけ

2012年の6月にブラジルリオデジャネイロで開かれた
国連持続可能な開発会議で発したスピーチで一躍有名になりました。

彼がそこまで有名になったのは、
いつもどうりの意見をかわす他の大統領と違い、
環境の本当の問題を唯一スピーチで語っているからです! 赤文字

以下はそれぞれ実際の会議でスピーチを行った動画と、
そのスピーチの内容です。

会場にお越しの政府や代表のみなさま、ありがとうございます。

ここに招待いただいたブラジルとディルマ・ルセフ大統領に感謝いたします。
私の前に、ここに立って演説した快きプレゼンテーターのみなさまにも感謝いたします。
国を代表する者同士、人類が必要であろう国同士の決議を議決しなければならない
素直な志をここで表現しているのだと思います。

しかし、頭の中にある厳しい疑問を声に出させてください。
午後からずっと話されていたことは持続可能な発展と世界の貧困をなくすことでした。
私たちの本音は何なのでしょうか?現在の裕福な国々の発展と消費モデルを真似することでしょうか?

質問をさせてください:
ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てばこの惑星はどうなるのでしょうか。
息するための酸素がどれくらい残るのでしょうか。
同じ質問を別の言い方ですると、西洋の富裕社会が持つ同じ傲慢な消費を世界の70億〜80億人の人が
できるほどの原料がこの地球にあるのでしょうか?可能ですか?
それとも別の議論をしなければならないのでしょうか?

なぜ私たちはこのような社会を作ってしまったのですか?

マーケットエコノミーの子供、資本主義の子供たち、
即ち私たちが間違いなくこの無限の消費と発展を求める社会を作って来たのです。
マーケット経済がマーケット社会を造り、
このグローバリゼーションが世界のあちこちまで原料を探し求める社会にしたのではないでしょうか。

私たちがグローバリゼーションをコントロールしていますか?
あるいはグローバリゼーションが私たちをコントロールしているのではないでしょうか?
このような残酷な競争で成り立つ消費主義社会で「みんなの世界を良くしていこう」
というような共存共栄な議論はできるのでしょうか?どこまでが仲間でどこからがライバルなのですか?

このようなことを言うのはこのイベントの重要性を批判するためのものではありません。
その逆です。我々の前に立つ巨大な危機問題は環境危機ではありません、
政治的な危機問題なのです。

現代に至っては、人類が作ったこの大きな勢力をコントロールしきれていません。
逆に、人類がこの消費社会にコントロールされているのです。
私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。
幸せになるためにこの地球にやってきたのです。人生は短いし、
すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。

ハイパー消費が世界を壊しているのにも関わらず、
高価な商品やライフスタイルのために人生を放り出しているのです。
消費が社会のモーターの世界では私たちは消費をひたすら早く多くしなくてはなりません。
消費が止まれば経済が麻痺し、経済が麻痺すれば不況のお化けがみんなの前に現れるのです。

このハイパー消費を続けるためには商品の寿命を縮め、
できるだけ多く売らなければなりません。ということは、10万時間持つ電球を作れるのに、
1000時間しか持たない電球しか売ってはいけない社会にいるのです!
そんな長く持つ電球はマーケットに良くないので作ってはいけないのです。
人がもっと働くため、もっと売るために「使い捨ての社会」を続けなければならないのです。
悪循環の中にいるのにお気づきでしょうか。これはまぎれも無く政治問題ですし、
この問題を別の解決の道に私たち首脳は世界を導かなければなりません。

石器時代に戻れとは言っていません。
マーケットをまたコントロールしなければならないと言っているのです。
私の謙虚な考え方では、これは政治問題です。

昔の賢明な方々、エピクロス、セネカやアイマラ民族までこんなことを言っています

「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、
無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」
これはこの議論にとって文化的なキーポイントだと思います。

国の代表者としてリオ会議の決議や会合にそういう気持ちで参加しています。
私のスピーチの中には耳が痛くなるような言葉がけっこうあると思いますが、
みなさんには水源危機と環境危機が問題源でないことを分かってほしいのです。

根本的な問題は私たちが実行した社会モデルなのです。
そして、改めて見直さなければならないのは私たちの生活スタイルだということ。
私は環境資源に恵まれている小さな国の代表です。
私の国には300万人ほどの国民しかいません。
でも、世界でもっとも美味しい1300万頭の牛が私の国にはあります。
羊も800万から1000万頭ほどいます。私の国は食べ物の輸出国です。
こんな小さい国なのに領土の90%が資源豊富なのです。

私の同志である労働者たちは、8時間労働を成立させるために戦いました。
そして今では、6時間労働を獲得した人もいます。
しかしながら、6時間労働になった人たちは別の仕事もしており、
結局は以前よりも長時間働いています。
なぜか?バイク、車、などのリポ払いやローンを支払わないといけないのです。
毎月2倍働き、ローンを払って行ったら、いつの間にか私のような老人になっているのです。
私と同じく、幸福な人生が目の前を一瞬で過ぎてしまいます。

そして自分にこんな質問を投げかけます:これが人類の運命なのか?
私の言っていることはとてもシンプルなものですよ:
発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。
発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。
愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、
そして必要最低限のものを持つこと。これらをもたらすべきなのです。

幸福が私たちのもっとも大切なものだからです。
環境のために戦うのであれば、
人類の幸福こそが環境の一番大切な要素
であるということを覚えておかなくてはなりません。
ありがとうございました。
https://hana.bi/2012/07/mujica-speech-nihongo/)より引用

引用サイト自体も拡散を希望しているようで、
僕自身もあまりにも感動したことや共感したことが多かったため、
こちらでも引用しました。

彼のスピーチ以降、世界中のメディアが彼を取り上げ、
日本でも「世界一貧しい大統領」という彼の本が出版され、
20万部を達成しています。

2016年には妻のルシア・トポランスキーとともに日本に来日し
自分の本当の幸せを探してほしいとともに、
「社会をよくするために若者は戦え」といっています。

彼の演説を聞いて深く感動する人もいれば、
時には泣いてしまった人もいました。

それほど、彼の演説は我々日本人にも強く響いたのです。

彼の生活も質素すぎることでも有名

彼はリオデジャネイロでのスピーチで有名になった他、
あまりにも質素な生活をしていることでも有名になっています。

銀行口座やクレジットカードを持たず、持っている個人資産は唯一、
友人から譲り受けた日本円にして18万円のドイツ車です。

アラブの富豪から日本円にして1億円相当で買い取りたいという話もあったが、
「譲ってくれた友人が傷ついてしまう」との理由できっぱりと断っています。

また、大統領官邸に住むことを嫌い、郊外の農家の家に住んでいるのです。

彼は大統領も国民の一人に過ぎないと考えており、
大統領が金持ちと同じ生活をしてしまうと、
国で何が起こっているのかがわからなくなるからだそうです。

また彼は、「大統領というアルバイトをさせていただいている。」とも言っており、
大統領の給料の約9割近くを社会福祉基金やチャリティー団体などに寄付しています。

大統領専用機を持たないため、
国際会議には他の大統領に便乗させてもらうことも多かったそうです。

こういった国民と同じような生活をしていることにも感動を呼び、
大統領退任のイベントでも人々が自ら彼に近づいていくほど、
人気、そして愛され続けたのです。

彼の名言や哲学

彼の発言や質素な生活からも、
様々な名言や哲学が生まれました。

あまりにも数が多すぎるため、
特に日本人に響くであろうものをピックアップしていきたいと思います。

「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、
無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

日本では資源や資産が少ない人を貧乏で、
物を多く持っている人が裕福と考えることが一般的な常識です。

彼は物欲があまりにも好きな人たちの事を貧乏人といっているため、
私達日本人にとっては響いたのではないかと思います。

僕自身も今まで、物をたくさん持っていることが、
豊かであるということをずっと思っていたため、
彼のこの発言で「そうなのかもしれない!」と、
改めて考え直すきっかけにもなりました。

発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。
発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。

日本は世界ランキングで見ると54位で、
ウルグアイより29位で25位下、
そして先進国の中では最下位です。

日本は確かに目まぐるしく発展してきたため、
幸福度は高いだろうと思う人は多いと思いますが、
実は幸福度は低いのが現状です。

日本社会自体が生きにくい社会になっており、
労働時間が他の国に比べてかなり長く、
それに加えて収入が低い人が多いのもまた現状です。

そして更なる発展のためのたくさん働いた後、
幸福が一瞬のうちに過ぎてしまい、振り返ると
「これが人類の運命なのか。」と。

生きにくい社会を改善していくことができれば、
日本の幸福度を高くすることはできるかと思います。

物を買うというのは、稼いだ金で買っているのではなく、
労働をした時間で買っているのだ!

日本は一番欲しいものランキングでは、
2位にお金、そして1位に時間という結果になっています。

そして日本の全人口の約95%が、
働いた時間で得た収入で生計をほとんど立てているのも現状です。

日本はローンやリボ払い等といった請求書のために、
働いて、働いて、そしてまた働いて、
遊ぶ時間や家族と過ごす時間を犠牲にした結果、
いつのまにか老人になっていたというのを僕自身も
記事などで何度も見かけました。

特に日本ではよくあることなので
本当の意味で気を付けていきたいです。

請求書を払うために自分の大部分の時間を費やす事は、
本当の本当の意味で馬鹿馬鹿しいですからね!

そして彼に対する僕の考え

2016年に来日して日本で広く知られたのにも関わらず、
今現在となってはもう忘れ去られた存在となっているのが現状です。

そして彼の哲学や名言などが一部でも反映されないまま、
日本はまたどこも何も変わっていないのも現状です。

古き価値観に依存し続ける人たちの押し付けによって、
若者は虐げられています。

時代はとっくに変わっており、
このまま日本が悪い状態が続いてしまうと、
いずれ崩壊してしまうのかもしれません。

そのためにも日本には、
彼のような考えをもった人間が必要だと僕は思っています。

今現在日本を率いている人たちって、
お金があまりにも好きな人たちが多く、
何か物事を動かす際にも自分の私利私欲を中心に動かしているのではないかと
僕は見ています。

将来、若者から国のリーダーである首相には、こういった彼のような
考えを持った日本人が誕生してくれないかなあと僕も願っております。

最後に学生の皆様へ

僕が以前ある経営者のセミナー動画を見て、
日本の教育機関って一言で表すと、
優秀なサラリーマンを育成するための機関です!

ちっぽけな存在で影響力のない僕が言ってもアレですがね(笑)

そして最後に学生の皆様へ向けて画像を載せておきます。

ムヒカが日本の子供に向けてのメッセージ

学生時代は、
勉強をばっかりしないで遊びましょう!