こんにちは、日々欠かさず学び続けているゆきじゃ(@yukizyajbcc)と申します!
「これから株式投資を始めたいんだけど、もっと分かりやすい株式投資の本はないだろうか?」という疑問といった、投資本の中でも分かりやすい分類の本を求めている人も案外いるかと思います。
そんな中、本記事を投稿したちょっと前に刊行された、たりたり社長さん(@taritariblog)著書の「今だからこそ始める!本気で稼ぐ株式投資の教科書」がありますが、実際3回ぐらい読み直して確認してみても分かりやすく株式投資について解説されておりますね☺️
僕にとって即に知っている内容もありましたが、特にアメリカの代表的な指数「S&P500」を構成する内容の説明については、しっかりと勉強になった点には感謝ですね~
米国株投資についてある程度身についている人でも、意外と初めて知れたりする内容とかもあったりしますので、復習という意味でも、投資初心者や投資経験者どちらでもこの本はぜひおすすめかと思います👍
さて、日頃の投資動向にも使っているTwitterとかでも、このように呟いたりとしました!
たりたり社長さん(@taritariblog)著書の「今だからこそ始める!本気で稼ぐ株式投資の教科書」を読了&メモ書きも完了👍
これから株式投資を始める人にとっては分かりやすい内容ですし、米国株から始めた方がよい理由とかも述べられているので、株式投資の勉強にもぜひこの本もオススメですね!😊 pic.twitter.com/JEmb0YuqwH
— ゆきじゃ@1日1食投資雑記ブロガー (@yukizyajbcc) September 29, 2020
ではここからはこの本の僕なりの感想の他、特に投資初心者が知りたいであろう項目例や、セクターETFの推奨を含めた各セクターの一部説明例などを中心に述べていってみます。
◎目次
特に投資初心者は読みごたえのある本の一つでもあります!

この本を読了&メモ書きもした結果、この本の題名通りに、これから株式投資を始めたい人にとってはほぼ参考になりそうな、そんな本だなあというのが僕の感想でした!
投資初心者が理解しやすいような、株式投資のキソの「キ」の部分はもちろんのこと、株式へ投資していく一通りの流れや仕組みなどについてもしかと述べられております。
この本の初心者向け解説分をちょっと挙げてみるならば、株を買うことはその会社の経営権・会社の財産保有権の権利を買うことを意味するとか、GDPはある国が1年間に生み出したお金の総額であるといった意味とかもそうですね。
他だと、投資初心者はまず投資信託といった、様々な企業の株をひとまとめにしたパッケージ商品(通称 : インデックス投資)への積立投資をおすすめするとか、アメリカは世界中と強固につながっているなどから、まずアメリカへの投資を始めてみることとかもそうですね~
こんな感じで、投資に中々踏み出せない人への後押しになりそうな、そんな本であるということはほぼ間違いなさそうなので、投資に抵抗感を持ち続けてしまっている人にこそ、ぜひ僕はおすすめしたいなあと思っております!☺️
米国株投資をし続けている人にも参考になる。
これはもちろんのことなのですが、今現在も米国株投資をし続けている人にとっても、復習という意味で結構この本は参考になるんじゃないかと思います。
これは僕だけなのかもしれませんが、年を重ねて投資経験を積んでいくと、次第に事前準備を怠ってしまうようになってしまうことが多くなるかと思います。
そういった怠りを修正していく形でも、この本の後半部分に、個別株投資をする前の事前の研究の仕方についても詳しく述べられているので、今まで個別株研究で間違っていた際などには、十分訂正の役割を担ってくれるかと思います。
その他にも、最近起きたコロナショックについても加味して、各種セクターの特徴についてもしっかりと解説されておりますので、きっと投資経験者でも新たな発見が見つかるかと思いますよ!☺️
特に投資初心者が知りたいであろう項目を一部紹介してみます。

ではここからちょっと、この本で述べられている内容に関して、一部紹介という形で僕なりに述べていきます。
特にまずいち早く知りたいであろう、投資初心者の株式投資の基礎知識に関しての項目について、次のようなになるんじゃないかと思います。(次の見出しを参照)
でもやっぱりめんどくさいかもしれませんが、株式投資で失敗しないためにも、自分で一から勉強していった方が無難ですし、同時に少額から少しずつ、株式投資に慣れていくといった行動が無難かと思いますね。
本記事でもこの本の項目を一部挙げ、それでも難しく感じてしまうかもしれませんが、ぜひ少しでも株式投資の知識習得に貢献していただければ幸いです☺️
株式投資の基礎知識一覧例
・株価というのは、企業の年収との相関が非常に高い。
→多くの投資家が、企業の収益力を基準に投資しているからである。
・株を考える際は、純利益(個人で言う年収)と、純資産(個人で言う全財産)という2つのポイントで考える。
・純利益に着目してみると、株というのは純利益が増えると上昇し、純利益が減少すると下落する。
・純資産に着目してみると、普通の企業の株価には、明確な「最低ライン」というものが存在する。
・短期投資はどんなに良い銘柄でも、運の要素に大きく左右される。
・最初は長期投資のように、企業の実力が株価に反映されやすい投資方法から勉強してみる。
・短期投資をする際に購入する株と、長期投資をする際に購入する株というのは多くの場合異なってくる。
・GDP を簡単に言うと、ある国が1年間に生み出したお金の総額である。
・S&P500は、米国を代表する企業500社の株価を合わせて作った指数であり、アメリカの株式市場の価値も表している。
この指数が大きくなる=株式市場の価値も高まっている。
指数が小さくなる=株式市場の価値も下がっているとも言える。
・アメリカへの投資というのは、投資界で非常にバランスのとれた分散だとも言われている。
→その理由の一つに、アメリカは世界一の経済大国であるため、世界中と強固につながっている。
などなど・・・
個別株の前に、まずはセクターETFと呼ばれるパッケージ商品への投資を推奨。

本記事でも、この本の序盤の重要な部分を中心に一部紹介をしてきましたが、それでも 投資=株 と言わんばかりに今すぐにでも株に投資したい人も中にはいることでしょう。(一応補足として、ここで言う株とは「個別株」のことを指します。)
しかし株にも、様々な性質と連動しているものも非常に多く、あらかじめその会社が何をメインに収益を上げているのかなども色々調べたりする必要もあるため、たりたり社長さんは、まず「セクターETF」と呼ばれるものから投資の練習をしてみることをおすすめしているそうです。
ちなみにセクターETFとは、アメリカの代表的な「指数S&P500」を構成する11個数のセクターごとに連動するETFのことを指し、画像と、補足として各セクターの簡単な特徴を述べてみるならば、以下のような感じになりますね。

2.文字通り不動産を扱う不動産セクター
3.コカ・コーラやP & G など、景気に需要が左右されにくい生活必需品セクター
4.アマゾンなど、景気がいいと消費が増えるが、景気が悪くなると需要が減ってしまう一般消費財セクター
5.アップやマイクロソフトなどハイテク産業が代表する情報技術セクター
6.日本で言うドコモ、KDDIのような携帯通信事業を営むヘライゾンが代表するコミュニケーションセクター
7.JPモルガンやモルガンスタンレーなど金融を扱うセクター
8.化学素材の原料販売を行う素材セクター
9.原油や天然ガスを採掘、加工、販売するエネルギーセクター
10.飛行機メーカーなど、製品を使用してさらに多くの利益を稼ぐ製品を作る資本財セクター
11.医薬品メーカーや医療機器メーカーなど人々の健康に関する事業を行うヘルスケアセクター
セクターETFも投資信託と同じ、運用手数料を払う代わりにプロが運用してくれる金融商品の一種であり、また、セクターETFの購入で様々な企業への分散投資も出来るので、各種セクターの特徴を掴んでいく上ではまさにうってつけともいえるかと思います。
この11個のセクターについてもちょっとだけ、基本的に何に会社が集まるセクターでどういった特徴があるのかなどについて表してみると、それぞれ以下のようになるかとが分かるかと思いますね🤔
公益セクターの特徴
・不景気でも株価が下がりにくいという特徴があるため、今後の景気に対して不安という方におすすめ。
・投資をする際は、政治的な動向にも注意を払いながら投資をしていくことを推奨。
不動産セクターの特徴
・景気が良くなると株価が上がり、逆に悪くなると株価が下がるので、長期的な株価変化は通常通り、景気と連動する。
・株価的に債券利回りとの相関が非常に強いため、利回りとの比較を重視することがおすすめ。
生活必需品セクターの特徴
・公益セクターほどではないが、不景気に耐性を持つ。
・企業分析が比較的に行いやすい企業が多いため、初めて個別株投資をやってみるという方に非常におすすめ。
一般消費財セクターの特徴
・ビジネスモデル自体はかなり理解しやすい企業が多いため、初心者でも比較的分析がしやすいセクターである。
・ただ、景気に左右されてしまう部分が多いため、好景気か不景気かを判断できるようになってからの挑戦を推奨。
情報技術セクターの特徴
・半導体の需要関係のニュースや、スマホに関するニュースへの感度が高く、また非常に景気に左右されやすいセクターとも言える。
・特に貿易摩擦の影響を受けるセクターでもあるため、投資をする際は、米中関係が大きなリスクになるという認識を持っていく。
コミュニケーションセクターの特徴
・今やインフラの一部になるほど、生活やビジネスにおいても必須なものだが、セクター全体としては「やや」景気に敏感に反応する。
・このセクターは現在、サブスクリプション型の動画配信サービスが非常に多いため、それらの企業間競争の動向に注意して見ていきたい。
金融セクターの特徴
・非常に景気に敏感に反応するため、好景気、不景気の影響をもろに受ける。
・上級者向けのセクターであるため、投資にだんだんと慣れてきてから投資を行うことを推奨。
素材セクターの特徴
・販売する素材の価格が上がれば収益性が高まるが、逆に価格が下がれば収益性も低下する為、景気にも大きく左右される。
・会社それぞれが販売している素材や、販売素材(化学系)の知識や供給先なども把握しないといけないため、こちらも投資にだんだんと慣れてきてからの投資を推奨。
エネルギーセクターの特徴
・原油価格の変化があまりにも激しいため、セクターの中で一番と言われるほど値動きが激しい。
・なかなか難易度の高いセクターのため、原油価格を日常的に見る習慣をつけてからの投資を推奨。
資本財セクターの特徴
・基本的には景気が良くなっていけば大きく上がる景気敏感セクターである。
・世界中の景気を把握する必要があるため、全体的な景気動向にかかわる指標を確認することがおすすめ。
ヘルスケアセクターの特徴
・基本的にはディフェンシブで景気に需要が左右されにくいが、時折としてニュースに対して大きく上下するという特殊性を持つ。
・このセクターに属するビジネスモデルを理解することの難易度が非常に高いため、基本的にこのセクターへの投資はETFのみで行うことを推奨。
個別株投資は難易度が高いので、一通り投資経験を積んでからの投資をお勧めします!

本記事のこの部分でも、この本に沿っていよいよ個別株についても少し触れていくのですが、今回お教えする株式投資の手法というのは、数ある正解のうちのたった一つだけだということとかも、たりたり社長さんはこの本で述べられたりもしております。(要は自分で考えて投資をするという意味合いかと思います。)
ちなみに個別株投資で最も重要なのは、いいビジネスモデルの会社を選ぶかであり、長期投資の場合には、長期的に成長するビジネスモデルを持っているかだそうです。
同時に個別株選定時にも、中盤でも述べたセクターの知識が必要になってくる部分が多くなり、例えばアマゾンを例に挙げるならば、アマゾンはセクターの30%以上を占めることに加え、一般消費財セクターはアマゾンと同様に、景気に敏感に左右されるされるという特徴を持つ銘柄が多くあるといった特徴とかもそうですね。
その次に、自分が選定した銘柄の企業は、何を主力に、他に何の売り上げがあるのかなどを細かく探ってみたり、同業他社との比較を行ってみて、その企業の強みは何かといった特徴とかも行ったりしていく必要もあったりと、銘柄分析は「マクロ→ミクロ」というように行っていく必要もあるようですね。
一応この本でも、三菱商事とP&Gを例に、企業の売上別の円グラフとかも掲載されてあったので、本記事でも載せてみるならば、以下のような売上別構成になっているようです。


まあこんな感じで、本記事でもちょっとした解説をしていこうにも意味不明な文脈になってしまうくらい、個別株選定は非常にめんどくさかったりもするので、SNSをメインに駆使しつつ、米国株に詳しい人が買っている銘柄投稿を見かけた際とかを中心に挑戦していくのが良いかと僕は思いますね😅
最後に:株式投資は意外と趣味化しやすいかと僕は思います!

以上でこの本の僕なりの感想の他、特に投資初心者が知りたいであろう項目例や、セクターETFの推奨を含めた各セクターの一部説明例などを中心に述べていきました。
一通り、投資初心者への投資を少しでも後押しになれたり、投資経験者でも、忘れていた事項の復習にも少しでもお役に立てられれば、当方は誠に嬉しいでございます😊
確かに株式投資は数えきれないほどの銘柄があったり、細かな分析が必要になったりとかなり難しいのが実状なのですが、その反面意外と慣れてしまえば趣味化もしやすいという面もあるのではないかと僕は思ったりもします。
僕も2年前に株式投資を始め、一旦は大きな損失を被ったりもしたりしましたが、それでも段々と貪欲に知識を溜め込んでいくうちに、株式投資の奥深くまで興味を持つようになりましたね。
株式投資に段々と慣れてきてからは、そこから派生していく形で様々な投資信託を購入したり、スワップ投資と呼ばれる投資法に挑戦したりと、投資を趣味化するようになったりもしております。
投資となると、最初はやっぱり抵抗感を覚えますが、投資の基礎知識を習得し続けたり、他人の投資状況の投稿を閲覧し続けたりしてるうちに、段々株式投資に対して抵抗感がなくなっていくかと思います。
本記事以外にも、当ブログでも他の投資本に関する読書レビュー・一部内容紹介記事もありますので、ぜひそちらも参考になれれ幸いかと思います!😊