こんにちは、FXにも手を出しているゆきじゃ(@yukizyajbcc)です。
最初に僕も「FXは危険だ!」と思って今までやらなかったのですが、FXを資産運用の一環としてやっているツイートを見かけまくったのをきっかけに、だんだんと逆に「FXをやらないと機会損失だ!」というふうに思うようにもなりました。
やっぱり始めは、早く儲けたいという気持ちが収まり切れず、すぐに3万円を溶かしたりというやらかしをしてしまいましたが、その失敗をきっかけに2019年の月末には、15万円ほどの利益を獲得することが出来ました!☺️
今現在は、スワップ投資というコツコツお金が入る投資法だけをしておりますが、資金が貯まり次第ちょっとした短期売買とかも始め、FXもある程度極めておこうとも計画も立てております。
そのため、たばてぃんさん(@shoto0212)の「武器としてのFX」を何回も読了&メモ書きもしており、ついでにこの本の感想とかを当ブログでも紹介しようと思います。
投資に関する情報収集にも使っているtwitterでも、このように呟きました。
新型コロナウイルスによって為替が暴落していることをきっかけに、急遽たばてぃんさん(@shoto0212)の「武器としてのFX」を読了&メモ書きも完了👍
リスクオフ時は絶好のチャンスということや、トルコリラや豪ドルなどが大きく下げやすい理由など、この機会に気づけて良かったと感じました!😁 pic.twitter.com/nQoUjb2OKO
— ゆきじゃ✏1日1食メモ魔ブロガー📄 (@yukizyajbcc) March 10, 2020
本記事では、長期運用の人でもぜひ読んだ方がいい理由や一部テクニック紹介、FXをやる際はマネーリテラシーを高めてからした方が良い理由を中心に述べていきます。
◎目次
短期で大きく儲けたい人向けの本だが、長期向けの人でも1度は是非読んでいきたい。

実際に読了、それにメモ書きまでもした結果、この本はFXの短期売買で大きく儲ける人向けに特化した本であるということが僕の感想でした。
しかし、長期の投資で資産運用の一環としてFXをやっている人でも、この本はぜひとも読んだ方がいいかと思うのが僕の考えです。
FXは確かに簡単には勝てますが、やみくもにポジションをとってしまうことがかえって仇となり、逆に大きな損失を被ってしまっている人が多いのが現状です…
短期だと実際に勝者になるのは全体の1~2割ほどにしかすぎず、残りの8割は敗者となり、敗者には何も残りません。
無知のままでFXをやっても負けてお金を失うだけなので、始める前にある程度基礎知識は身につけるべきだと思います!
「武器としてのFX」は短期売買でも長期投資の人でもお勧めできる本であることは間違いないと思うので、FXをやっている人ならぜひとも読んでおきたい本であると僕は思います!🧐
もっと多くの利益を得たいという欲求の抑制効果にもなる。
7~8割の人がFXで負けてしまう背景には、上がったり下がったりを繰り返す「ランダムウォーク」と呼ばれる時間で取引してしまうことが原因であるとこの本では書かれております。
そもそもFXでポジションをとるということは、お金を失ってしまうというリスクを背負うのと同じ意味合いです。
「もっと利益が欲しい!」「早くお金持ちになりたい!」という利潤欲求、「ポジション=リスク」というのを知らずにいつの間にかハイレバレッジ、FXで負ける人の原因は大抵この2つが原因と言われております。
ということは、大金を手にするのは長期でも構わないなどといった自己抑制、レバレッジを2倍以下にしてロスカットが発生する確率を格段に下げるといった対策だけでも負けないということも意味しますね。
FX以外のことをやっているうちに、自ずとリスクオフとかになって大きく儲けるチャンスは必ず訪れますから、その時に大幅に買い増しをしていくといったやり方をしていった方が、円安となった時に大金を稼げることはほぼ間違いないです👍
そもそも人間は遺伝上、「コツコツドカン型」に出来ている。
しかしくじ引きをし続けてもはずればかり、結局数百円のおこずかいを使い切ったあげくに手に入れたのは、どこでも手に入るであろうおもちゃ一個だけだった・・・
まあ上記のように、僕ら20代以上の大人が子供の頃にこんな経験をした人は誰しもあることでしょう。
このように人間は、小さな元手をかてに大きな利益を求めようという一発逆転型に遺伝上出来ており、たばてぃんさんも「これで買ったらいくらか儲けることが出来ると、やみくもにポジションをとったトレードほどうまくいかないのが僕の実感です・・・」というふうにも本でおっしゃてもおりますね。
実際に、「含み益→50万円」となったときの喜びは大きいのに対し、「50万→100万円」となったときの喜びは「含み益→50万円」と比べて小さいため、「50万→100万円」となるチャンスが訪れるのにもかかわらず50万円の時点で利確。(=コツコツ型)
反対に「含み損→50万円」となってしまった時は大きく悲しむが、そこからさらに100万円、200万円と増えていくうちに悲しみの感覚はより鈍感に。
そして次第に「もういい、含み損が戻るのを待とう・・・」といった心理状態に陥って損切りを放棄、結局最後にはロスカットも食らってしまって大きな損失を被ることになってしまった・・・(=ドカン型)
実際に人間心理学上でも証明されているため、もしFXに臨む際は「人間はコツコツドカン型に遺伝上出来ている。」ということを肝に銘じていく必要があります。
これだけは抑えておきたいであろうFXの基礎知識や一部テクニック紹介など。

当然ながらFXには、大きく儲けるための分析や戦略などが数多くあり、動画やその他の参考書でも多く解説されたりもしております。
この本は、FXで儲けるためのテクニックを中心に解説されていることが多いので、順張りやランダムウォークなどといった専門用語の解説はほぼされておりません。
そのため何か分からない用語とかがあったときは、ネットとかで自分で調べたり、別の参考書などを買って読んだりして自分で情報収集をしていく必要がございます。
僕のFXのスタイルは長期スタイルで、まだ1年ちょっと過ぎしかまだ経験したことがないのですが、初心者もまず長期投資という形で臨んでいった方がいいかと思います。
FXでまず最初に何から知ればいいのかという人向けに、まずこれだけは抑えておきたいであろう専門用語を本記事でもちょっと掲載してみます。
特にフラッシュ・クラッシュと呼ばれる一時的な暴落は、ベテランのFX経験者すらも大きな損失を被らせた厄災でもあるため要注意です!
証拠金維持率・・・現在保有しているポジションに占める口座残高の割合を示す数字のこと。 ロスカットの基準にもなっているため、ポジションを入れる際に注意が必要。
レバレッジ・・・自己資本が少なくとも大きな資本を動かすことが出来る倍率のこと。 ちなみに日本でのレバレッジは25倍まで。
●証拠金維持率とレバレッジのそれぞれの関係
維持率2500%=レバレッジ1倍
維持率1250%=レバレッジ2倍
維持率500%=レバレッジ5倍
維持率250%=レバレッジ10倍
維持率100%=レバレッジ25倍
●証拠金維持率の参考目安
短期売買:500%以上
長期投資:1000%以上
ロスカット・・・これ以上の損失が出ないように強制的に執行される決済のこと。大抵のFX会社は証拠金維持率が100%以下の所が多い。
ランダムウォーク・・・相場が乱高下を繰り返し、ほぼ全く読めない相場状況のこと。
順張り・・・相場の動く方向に向かってポジションを持つ手法のこと。
逆張り・・・反対方向へ「売りポジション」もしくは「買いポジション」で取引を行う手法のこと。
フラッシュ・クラッシュ・・・機械的なトレードの連載で短期間でレートが急変し、たった数分でまた戻るという現象のこと。 証拠金維持率が100%~200%あたりだとすぐにロスカットを食らうため要注意!
世界の経済状況については「世界の株価」というサイトで確認可能
日本平均やNYダウなど、世界の株価が今どのくらいの数値を表しているのかをリアルタイムで表してくれるサイトに、「世界の株価」と呼ばれるサイトがあります。
株価の他にも、アメリカの債券や一部の為替、ビットコインといった他の資産価値の状況もリアルタイムに見ることも可能です。
また、ウェブやスマホ双方からでも見やすい表示になっており、Twitterでつぶやく際に自動で株価の画像を生成してくれるという優れた機能も持ち合わせているため非常に便利です。😀
世界の経済状況を確認していく際には絶対に欠かせないものとなるため、スマホのホーム画面に入れたり、ブックマークに入れたりなどしてすぐにアクセス出来るようにすると良いでしょう!
外部リンク:世界の株価
リスクオフとリスクオンはVIX指数の20を境目に判断可能!
投資家の心理状態を示す指数に「VIX指数」と呼ばれる指数がありますが、この指数が20を超えるか超えないかで今の経済はリスクオンかリスクオフかを見分けることが可能です!
ちなみにVIX指数は別名「恐怖指数」と呼ばれ、この値が高いほど投資家が市場に対し不安感や恐怖を感じているとされているようですね。
専門的には、米国の株式指標S&P500のオプション取引をもとに算出した指数であるというふうに検索とかで出てきますが、まあ初心者とかは「VIX指数は全世界の投資家の心理状況を数値化したものなんだなあ~」という解釈で見ていただければいいかと僕は思います。
「実際VIX指数が今いくらなのか?」というのも、世界の株価という世界の経済状況をリアルタイムで表したサイトで見ることが可能です(`・ω・´)キリッ.
・VIX指数が20以下ならリスクオン
・VIX指数が20を超えるならばリスクオフ
リスクオン時は円安傾向
VIX指数が20以下ならリスクオン局面となり、投資家が積極的に投資をしようと豪ドルや南アフリカランドなどのリスク通貨とかが買われやすくなり、円やスイスフランといった逃避通貨などが売られやすくなるようです。
2016年に1月の日銀による異例のマイナス金利やアベノミクスによる政策、アメリカ経済の好況といった状況では比較的円安になりやすい傾向です。
リスクオン時は当然ながら円安となり、ドル円やメキシコペソ円などといった対円絡みの通貨ペアは比較的上昇しやすいということが読み取れるかと思います。😃
●買われやすい
・株式
・オセアニア通貨(豪ドル、NZドル)
・新興国通貨(トルコリラ、アフリカランド、メキシコペソ)
●売られやすい
・債権
・逃避通貨(円、スイスフラン)
・米ドル
リスクオフ時は円高傾向
VIX指数が20を超えてしまうとリスクオフ局面となり、投資家が安全資産に逃避しようと円や債券などが買われやすくなり、反対に豪ドルやトルコリラなどのリスク通貨とかが売られやすくなるようです。
2019年8月あたりに発生したアメリカと中国による米中貿易戦争や、金融市場の根本を揺るがすような出来事が起こったリーマンショック、あらゆるイベントなどを中止に追い込ませた新型コロナウイルスなどは比較的円高になりやすいです。
他にも金やプラチナなどといった希少性のあるものも買われやすいのですが、FXにおいては以下のものが売買されやすいんだなあというふうに判断できればいいかと思います。🤔
●買われやすいもの
・債権
・逃避通貨(円、スイスフラン)
・米ドル
●売られやすいもの
・株式
・オセアニア通貨(豪ドル、NZドル)
・新興国通貨(トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソ)
暴落時は、新興国通貨や豪ドルは大きく下落しやすい。
当然ながらFXには誰もが恐れる暴落というものがありますが、その中で特に新興国通貨(トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソ)や豪ドルは大きく下落しやすいです。
新興国通貨の90%あたりが「買いポジション」とかなり偏っていることから、ヘッジファンドといった大筋の投機家から特に狙われやすいようです。
一方豪ドルも、為替で中国の人民元の代わりとして取引される傾向があり、中国の何かしらの問題や、米国株の下落などに引っ張られる影響で大きく下げやすいようです。
新興国通貨や豪ドルを取引していく際は、下落しやすいということを視野に入れて取引するよう気を付けていく必要がありますね。🤔
1.新興国通貨/円
↓
2.クロス/円
↓
3.米ドル/円
【リスクオフ局面で豪ドル/円が落ちやすい理由】
①円高→米ドル/円の下落
②ドル高→豪ドル/米ドルの下落
③株安→ダウ平均の下落(リスク資産からの資金逃避)
上記3つの力が働くため、豪ドル円は大きく下げやすい。
もしFXを始めようと考えているならば、まずマネーリテラシーを高めてからにしよう。

もしこれからFXを始めようと考えているならば、まず最低限お金に関する知識や哲学を身につけてからやるべきだというのが僕の感想です。
なぜならFXには「儲け損ねるという機会損失」の誘惑が半端なく、その誘惑に負けて前半でも述べたようなポジションをとりすぎた挙げ句のハイレバレッジ、そして損切りできずにそのままロスカット、その結果自分の財産のほとんどを失ったという人が後を絶ちません。
20年以上労働収入で地道に貯めた2000万円といった大金も、FXではほんの数秒足らずでその努力をすべて水の泡にしてしまうほどの恐ろしい副作用もあります。😱
欲が有りすぎる人に限って簡単に破産してしまうのはもう明確のため、他の人がもしFXをやると考えているならば、まずお金に関する知識をある程度身につけ、投資信託やロボアドである程度投資の経験を身につけてからやるべきというふうにもリアルで言ったりもします。
固定費を格段に下げてわずかな物でも幸福に感じること、資産と負債の関係などを含めたお金に関する知識、投資信託やロボアドといった長期の積立投資経験、これら3つが備わっていればFXをやっても大丈夫でしょう。
最初に数万円を溶かしてしまうという失敗を誰しも必ず経験するかと思いますが、その失敗を糧に学んでいけば、FXを新たな収入源の一つとして確立していくことが出来ることかと思います。
勝ち続けるのは難しいですが、「大きなトレンドに乗って大きく稼ぐことも可能である!」とたばてぃんさんもおっしゃっておるので、数多くの経験とFXの知識が膨大であれば、億万長者も夢ではありませんね。💰
最後に:FXをやるのは自己責任で。

以上で、長期運用の人でもぜひ読んだ方がいい理由や一部テクニック紹介、FXをやる際はマネーリテラシーを高めてからした方が良い理由を中心に述べていきました。
この記事を投稿した月日だと、新型コロナウイルスによる経済への懸念から、急激な円高が進んでおりますね。
こういった局面はランダムウォークも低まるため、一気に大金を儲ける絶好のチャンスにもなりますが、同時としてもっと暴落したときに最悪破産してしまうリスクもあります。
リーマンショックよりもさらにひどい暴落も無きにしろあらずなので、ポジションを少なめにし、レバレッジもかけずに高い証拠金維持率を維持していくことを強くお勧めします!
僕の場合は、700%~1500%以内に証拠金維持率をキープしていくというように、自分でマイルールを設けるといった工夫をしていくと、大きな損失を被ってしまうという事態はだいぶ避けられるかと思います。
「武器としてのFX」をメモまでもしまくった記念に当方でも記事にしましたが、当然FXで損失を出しても当方は責任を負いませんのでその点はご理解いただくようよろしくお願いいたしますm(__)m
本記事がFXを始める際の参考になれば幸いでございます。😊